毎年、晩秋から春先にかけてカワラ材を自作しています。
一番の理由は市販品に比べてコスパ良いこと。カワラブロック1個からホダ木 小‐中サイズであれば、9本程度は確保できます。
また、夏場はアオカビに浸食されやすいことや産卵セットの最盛期が5月から6月なので、培養期間を折り込んで逆算すると遅くても3月くらいまでには準備完了したいという思惑もあります。
用意する材料は以下。
-ホダ木
-カワラブロック
-タイベスト紙
-ビニルテープ
-新聞紙
1.2-3時間ほどホダ木を加水。今回は小-中型種の産卵木をメインに考えているので、使用するホダ木も直径5-6センチの細いコナラ材を使用します。
2.ホダ木から余分な水が出なくなるまで水切りします。
3.カワラブロックを崩します。乾燥気味の場合もあるので、その際は必要に応じて加水します。今回は500mlほど。
今回使用したのは大夢。たまたま自宅に在庫があったので使っているだけですが、もっと安価なものでも問題ないです。

菌糸ブロック 大夢K プロスペック (カワラ) ブロック 4250cc 1個 関東当日便
- ジャンル: ペット・ペットグッズ > 昆虫 > エサ > 幼虫用 > 菌糸瓶
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- 価格: 1,347円
4.新聞紙に崩した菌糸を広げ、その上にホダ木を置きます。ホダ木は皮を剥がずにそのままにしていますが、お好みだと思います。そして、ホダ木の上に菌糸をまんべんなくかけます。
5.新聞紙で包み、巻き上げてテープでとめます。新聞紙が破れやすいので注意!
6.ジップロックに通気・吸気用の穴を二箇所あけ、タイベスト紙を張り付けます。
イケアの容量6リットルのジップロックがおすすめ。
7.5を6に入れ、1-2か月放置すれば出来上がりです。