8月初旬。プライベートが忙しくクワガタ採集に全く行けていなかったので、間隙を縫って房総半島へ出撃。山間の街灯をルッキング。前々からミヤマが居そうな環境だと目星をつけていたエリアです。
先ずは第1ポイント。
ここは標高200メートル程の高さにある道路脇の駐車場。光量は少ないのですが、昔ながらの水銀灯で虫がよく集まっています。
ミヤマ被りのミヤマカマキリ。あんたじゃないのよ。かっこよくて好きだけどね。
カブトの死骸が多い中、目を凝らすと...
ミヤマのメスの上翅です。死骸とはいえ予想が当たると嬉しいものですね。死骸の損壊具合から発生ピークが過ぎてしまっているような嫌な予感が...
気を取り直して、一通りルッキングした後に周囲のコナラの木を見ると水牛ノコが休んでいました。一旦木から剥がして地面に置いて撮影。
第2ポイント。こちらはダム湖に隣接する広大な駐車場に水銀灯が複数ある大場所。周回してチャンス到来を待ちます。
1本目の水銀灯を見ると腹を鳥に食われたミヤマメスの亡骸を発見。
このエリアのミヤマは赤味が強い個体が多い感じがします。カブトメスの飛来が多い中、大型ミヤマか!?とドキッとさせられたのがこの人。
オスのウスバカミキリですかね。この個体は特大サイズで迫力ありました。
オスの頭部も発見。典型的なフジ型です。
うーん、房総半島ミヤマ採集は遅きに逸した感がありますねぇ...残念。今シーズン中に生きたミヤマを採集したいものです。徒労感と睡魔に襲われながらこの日は帰還しました。