1.はじめに
タランドゥスホソアカクワガタの飼育メモになります。(最大個体のみの記録です)
前回飼育記事はこちら。
2.前回飼育の振返り
前回飼育は1400ccや800ccでの管理もしていましたが、最大サイズ60mmが出てきたのは500cc、一本返しという適当飼育でございました。
インドネシア 西カリマンタン州 Mt.Bawang産 WF1 ♂ 60mm
2019/3/1セット→2019/5/7割出
2019/6 グローバルLBマット500cc
2020/1 羽化
3.今回サイクル飼育メモ
①種親購入→産卵セット(2020/12/23→2020/12/27)
セールでWD♀単2頭(20mm×18mm)で1000円くらい。産地は前回と同様、西カリマンタン州のMt.Bawang産です。数抱えて過ぎても困るのでブリード仲間のR氏と共同購入。両♀ともに顎欠けてますね。前回飼育の最大が60mmだったので、今回は1mm更新の61mmを目標にします。
志ひくっ!
フォーテックの産卵一番を握って水が染み出るくらいまで加水し、中ケース、管理温度は24-5℃でセットします。
②割出(2021/2/11)
壁面から結構見えていますね。36頭回収。半分はR氏のもとへ飛ばします。
ギネスも記憶が曖昧ですが460cc一本返しですし、前回飼育もそうだったようにあまり容器依存しない種類と仮定して、500cc一本返しとします!!(うっひょう!!!楽チン!!!!) かーなり加水しています。温度は20℃で管理します。
結果はどうだったかというと、、、ドン!!
60.1mm…
2020/12/27 セット→2021/2/11 割出
2021/3/10 グローバル ビートルマット+オリジナルマット(ブナ)500cc
2021/11/16 羽化確認
♂は10頭ほど羽化しましたが45-55mmくらいでした。前回飼育でもありましたけど、マットの水分が多すぎて蛹化時にそのまま死んでしまっている個体も多かったです。2本返し前提にして、水分をやや減らしてもよいかもしれません。
4.まとめ
うーん、目標未達です…とても格好良いんですがねぇ…前回も今回もだいたい10か月くらいで羽化してきちゃいます。他の羽化個体は掲載していませんが、前回よりもやや低添加のマットだったためか、ほっそりした個体が多かった印象でした。
R氏は温度を下げ過ぎて全滅したようで、やはり20℃切るとダメみたいです。低地が主たる生息エリアなのでしょうが、大きく飼育するための塩梅が難しいですね。温度を上げ過ぎてももっと早く羽化してきちゃうでしょうし、低くし過ぎても死にますし。迷走しています。好きな種類なので次回もやるかなぁ…