
(Odontolabis burmeisteri burmeisteri) ♂
1.はじめに
今回は、ブルマイスターツヤクワガタ(Odontolabis burmeisteri burmeisteri)の飼育記録です。累代はCBF2になります。CBF1のサイクルは、管理が行き届かなかったこともあり、目標としていた大歯個体は出ず、得られたデータも多くはありませんでした。不本意な結果でも本当はきちんとブログにしたかったのですが、ズルズルと時が過ぎてしまいCBF1世代については結局、記事化出来ずにいました…(結構こういうケースが多くて下書きにボツ記事溜まっています)。敢えてCBF1で特筆すべき点を挙げるとすれば、同世代の種親メスがインラインF8個体であったことですね。国内では「血が濃くなっている」と言われることも多い本種ですが、このタイミングで野外品直系と別系統の血を入れれば、比較的容易に大歯が出るのではないか、そんな期待も正直ありました。上述していた通り、CBF1では思っていたほどの成果は得られず、肩透かしに終わりました。そんな背景もありながら、(出オチになりますが)CBF2世代でやっと大歯が出てきたので、今回は記事化しようと思った次第です。
2.種親紹介
♂73.4 mm
(写真無し)
♀53.2 mm
(写真無し)
最大で85-6mmの中歯まで出ていましたが、それらは販売に回し、後食タイミングがあった小さいペアを選んでいます。
3.羽化個体紹介
♂ 72.8mm

2024/7/M 割出
2024/10/8 Bubu+ビートルマット 1500cc
2024/12/8 IT-5 1500cc 26.7g
2025/11/E 自力ハッチ
♂78.8mm

2024/7/M 割出
2024/10/8 Bubu+ビートルマット 1500cc
2024/12/8 IT-5 2300cc 29.5g
2025/3/23 Lv3+カスケードマット継ぎ足し 2300cc 36.9g
2025/11/E 自力ハッチ
♂ 80.3mm

2024/6/18 割出(卵)
2024/8/8 T5+IT5 1500cc
2024/12/8 IT5 2300cc 37.3g
2025/11/E 自力ハッチ
♂ 80.5mm

2024/6/18 割出(卵)
2024/8/8 T5+IT5 1300cc
2024/12/8 IT5 2300cc 39.6g
2025/9/6 蛹化確認
2025/11/E 羽化
♂ 81.0mm

2024/6/18 割出(卵)
2024/8/8 T5+IT5 1400cc
2024/12/8 IT5 2300cc 32.1g
2025/3/23 Lv3 Cyカスケードマット 2300cc 35.7g ↓
2025/11/E 自力ハッチ
♂88.3mm

2024/5/2 割出
2024/8/8 T5+IT5 3200cc 18.2g 頭幅 15.8mm
2025/1/8 MD + S育 3200cc 39.9g ↓
2025/11/E 自力ハッチ
♂ 94.3mm

2024/5/2 割出 幼虫
2024/6/10 IT5 800cc
2024/8/25 IT5 1400cc 23.7g 頭幅 14.8mm
2024/10/18 Lv3+RN 3200cc 36.7g
2025/11/16 成虫掘出
4.まとめ

当初は採卵もうまくいかず、幼虫の体重もイマイチで辛くも大歯を出せた感じですね。片方の大顎が強く湾曲してしまったのは残念ですが、三齢から温度を下げつつ、通気と暴れを意識した給餌が結果に出た点は、光明が見えた感覚もあるので、満足度は高いです。次世代では更にブラッシュアップさせて100ミリアップ完品の大歯作出に挑戦します。

5.参考資料・資材
![BE-KUWA(90) 2024年 03 月号 [雑誌]: 月刊むし 増刊 BE-KUWA(90) 2024年 03 月号 [雑誌]: 月刊むし 増刊](https://m.media-amazon.com/images/I/61M4qfcas6L._SL500_.jpg)